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アトミック・ボックス [新聞小説]

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今日から連載の、池澤夏樹『アトミック・ボックス』(毎日新聞朝刊)に挿絵を描いています。
http://mainichi.jp/feature/news/20120912dde018040030000c.html
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コメント 2

はな。

毎朝アトミックボックスを呼んでいます。
新聞小説を読むのは楽しみの一つです。

毎回、登場人物の顔をあからさまに描写されるのにはがっかりしてしまいます。

「どんな人物なのか文章から想像する」、という読書(文章を読み取る事)の楽しみを丸ごと奪われてしまうからです。

顔の輪郭、目の大きさ、表情等、全て想像するから楽しいしストーリーにもぐいぐい引き込まれていくのに。

主人公も刑事も老人も同僚も対応に出た女性も。

全ての人物の顔を毎朝毎朝はっきりくっきりイラストにされてしまうと、
自分なりのイメージを膨らませる楽しみというものが無くなってしまいます。


私は絵本を読んでいるわけではありません。

小説を読んでいるのです。

by はな。 (2012-11-13 23:18) 

tetsu9s

はな様

ご意見ありがとうございます。

毎朝「アトミックボックス」を楽しみにしてくださり、絵を担当する私も嬉しいです。私も登場人物を具体的に絵に表すことは読者の想像の邪魔をするだけという考えに同意見なんですよ。普段、小説の挿絵を描く場合、なるべく主人公はじめ、登場する人物はぼかして描いてきました。

今回「アトミックボックス」の挿絵を描くにあたり、あえて登場する人物の顔を具体的に描いています。
それも意識的に大げさに描いています。

ひとつは新連載に目を留めていただくため。
もうひとつは序章の段階で登場する人物をひととおり紹介しておくため。あくまで人物紹介と解釈していただければありがたいのです。
これは人物造形を読む方に押し付けてしまい申し訳ないのですが(邪魔ですよね)。
職種、年齢、関係という程度の分け方で認識していただいて、絵にとらわれないで読んでいただくことはできますでしょうか。無理なお願いですよね。

これもすべて紙面を開いた多くの方に読んでほしいからなのです。
大げさに描いてきたのも、途中からでもいいので目に留めて読み始めてほしいと思うからです。
それだけ池澤さんの新境地であるこの小説は猛烈におもしろくなる予感がするからです。

これから人物が動きだし、スリリングな展開になりそうです。
はっきり描くのはこの辺までで、これから先は物語の展開上具体的に描けない部分がほとんどになってくると思います。
そのあたりには自然と物語以外は入ってこないような連載になっていれば本望です。

どうかこれからも物語を楽しんで読んでいただけたら幸せです。

影山徹
by tetsu9s (2012-11-15 00:05) 

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